幸福比率=ポジティブ3:ネガティブ1

2010/06/30

これまでの私の記事で、ポジティブになろう!楽観的になろう!と何度か書いてきましたが、それでは単にお気楽になれということかと疑問をもたれる方がいらっしゃることと思います。

確かに、リスクマネジメントするためには、ネガティブな面にも目を向けて、足らざるところ、改善すべき点を分析することも必要です。

実は、ネガティブ1に対しポジティブ3以上メンタルヘルスを保つのに必要なことが学術研究でわかっています。

くわしくは、バーバラ・フレッドリックソンのPositivityという本に詳しく書かれていますが、まだ邦訳されておりません。

例えば、自分の弱点が1みえたなら、長所が3以上あげられる人は成長していきます。会社の会議であっても、消極的な意見が1つあれば、3つ以上は建設的な意見が出れば、その組織は発展していきます。

能天気で脇が甘いのはいけませんが、問題を乗り越え、持続的に成長するには、「幸福比率=ポジティブ3:ネガティブ1」が大切です。

 

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