ワーカホリック(仕事中毒)と夫婦関係

2010/07/09

世を求めワーカホリック(仕事中毒)になると家庭サービスが減り、夫婦関係がギクシャクしてきます。たとえ出世を求めなくても、景気が良くない昨今、少人数でたくさんの仕事を回そうとするため、どうしても勤務時間が延び、家庭で過ごす時間が減っていきます。

「仕事を取るか、家庭を取るか」の2者択一の短絡思考に陥るとストレスが増大します。
ラマー・スミス&タミー・クリング「成功する人の条件ーそれはすべてドラッカーの言葉から始まった」マグロウヒルエデュケーションが大変参考になります。

超エリートビジネスマンが、家庭と仕事を両立させる道を見つけ人生の本当の意味を考えていくストーリーになっています。以前にご紹介した、現代経営学の神様、ピーター・ドラッカーの思想をベースに書かれており単なる小説ではありません。

本書では「考え方やものの見方、感じ方において、バランスを失いつつあると思うときは、決まって自分のことばかりに集中しているものなんだ。他人や人生の明るい面にも注意を向けることで、元の軌道に戻ることができる」と指摘されています。

2者択一の短絡解決を越えた第3の道が必ずやあるはずです。

 

アーカイブ

PAGE TOP