ギャンブル依存症(病的賭博)と生きがい

2010/07/20

ギャンブル依存症の方からのご相談が最近増えています。
競馬、競輪、競艇、麻雀などより、パチンコとパチスロ中毒が圧倒的に多く、本邦にはギャンブル依存の方が200万人はいると予測されています。

ギャンブル依存症を甘くみない方が賢明です。
アルコール依存症と同様に、人格を崩壊させ人生を破滅させます。
禁断(きんだん)症状も伴い、ギャンブルに浸っていないと気分が不安定になり、体調不良になります。
医学的には、病的賭博(びょうてきとばく)と診断されます。

詳しくは、帚木蓬生(ははきぎ ほうせい)「ギャンブル依存とたたかう」新潮社をご参照ください。

ギャンブル依存では、冷静な判断ができなくなり、ギャンブルに必要なお金をつくるために、法を犯すことも少なくありません。
ギャンブル依存の本人を救おうと、家族は借金の尻拭いをして歩きますが、その期待はことごとく裏切られます。

当院では、ギャンブル依存症のご本人、そのご家族のカウンセリングをしています。
ギャンブル以外の有意義な人生目標、生きがいを持てるようにサポートいたします。

 

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