虐待(毒になる親)と自己犠牲

2010/07/21

幼少時~思春期の親からの虐待(ぎゃくたい)がトラウマになって、精神疾患を患うケースが少なくありません。
虐待には、精神的虐待(暴言、無視など)と身体的虐待(過剰な体罰、性的虐待)があります。

親からの虐待によって認知(思考パターン)の歪みが生じ、成人してからも、メンタルヘルスに影を落とします。
詳しくは、スーザン・フォワード「毒になる親」毎日新聞社をご一読ください。

代表的な認知の歪みとして、アダルトチルドレンがあります。
自分を“犠牲”にすることで問題解決をはかろうとして、うつや不安の原因になっているように見受けられます。
「自分だけが幸せであればよい」というエゴイズムは醜い(みにくい)ですが、「自分が犠牲になって他人に尽くす」自己犠牲型も極端な認知です。
自己犠牲タイプの方は、自分に自信を持って、堂々と自分の幸福を追求していかなければなりません。

真なる幸福は、“利自即利他(りじそくりた)”にあります。
自分も他人も利する(幸福になる)第三の道があるはずです。

 

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