有用と有能 「天才!成功する人々の法則」

2010/07/30

ビジネスでよく問題になるのが、有用と有能の違いです。
いくら有能であっても、それが人の役に立たなければ有用になりません。

参考になる良書が、マルコム・グラッドウェル「天才!成功する人々の法則」講談社です。
本書では、IQ(知能指数)=195!!の天才(ちなみに、アンシュタインはIQ=150)が、人のニーズをつかまず、唯我独尊(ゆいがどくそん)になったため成功しなかった事例が取り上げられています。
このようにIQと成功は相関していないそうです。

また、どんな天才でもひとかどの業績を残すには、“10,000時間”の鍛錬が必要であるそうです。
「10,000時間の法則」といわれていますが、どの分野でも一流の達人とそうでない人で比べるとこの10,000時間が分岐点になるそうで、「努力に勝る天才なし」です。

いくら才能があっても、成功するためには、“愛”と“努力の継続”が大切です。

 

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