定年退職うつ 「定年後の8万時間に挑む」

2010/09/21

定年退職したことで、“会社人間”としての自分のアイデンティティがゆらぎ、うつになる「定年退職うつ」がみうけられます。
退職後、第2の人生をどのように充実させていくか工夫していく必要があります。

加藤仁「定年後の8万時間に挑む」文藝春秋が参考になります。
定年後の余暇時間は、会社で働いた時間とほぼ同じ長さ、8万時間にものぼるそうです。
本書では、その膨大な時間を有意義に過ごしているかたがたの事例をたくさん載せていて勉強になります。

一つの分野で秀(ひい)でるには、約1万時間の訓練が必要といいます。
そうすると、定年退職後でも、目標を立てて取り組めば、少なくとも8つの分野でプロフェショナルになれる計算です。

ポジティブ精神でトライし続けることで心身は老いていきません。

 
 

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