スチューデント・アパシー(退却神経症) 「社会的ひきこもり」

2010/10/04

学生さんで無気力になるスチューデント・アパシーで受診される患者さんが少なくありません。
退却神経症とも呼ばれ、大学生の不登校を意味します。
男子学生にしばしばみられ、テストなどの競争的場面を避ける傾向があります。

詳しくは、斉藤環「社会的ひきこもりー終わらない思春期」PHP研究所をご一読ください。
症状として、無関心、無気力、無感動、また、生きがいや目標・進路の喪失の自覚、アイデンティティの不確かさを訴えます。

対人関係に敏感で、しかられたり拒まれたりするとひどく傷つく特徴もあります。
現状への不満や劣等感から引き起こされることが多いので、当院では、HSC集団心理療法カウンセリングで自信を取り戻し、人生の目標を持ってもらうようにサポートしています。
 

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