電力王からの学び 「松永安左ェ門」

2010/11/24

ポジティブ心理学では、先人の生き方に学び教訓とすることを大切にします。
得られた教訓は、「転ばぬ先の杖」となり、自分で失敗することが少なくなります。
時間のロスが減り、人生をより濃密に出来ます。

今回紹介するのは、日本の電力王、松永安左ェ門の自伝(「松永安左エ門―自叙伝松永安左エ門」日本図書センター)です。
かなり破天荒な人生を送っていますが、人生のエッセンスとして以下のようにまとめています。

「要するに、、、、難しいことは言わないが、、、、。
 人としては第一にまず自己の生活を立てることが大切である。
 次に他人のために、、、近い周囲の者から、遠い社会国家に出来るだけ奉仕する、これより他に途はないものである。
 この生活の道を立てるという事は、、、、、それぞれの使命を知って、それを果たしていかねばならぬ。、、、、」


彼は何度も破産して、失敗を肥やしにして、最後には大成功を収めています。
自分が幸福になり、その幸福をまわりに広げていく、「利自即利他(りじそくりた)」の境地に達していたようです。
非常に参考になる生き方です。

 

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