挫折と成功 「一流たちの修行時代」

2010/10/20

「苦労は買ってでもしろ」、「かわいい子には旅をさせろ」といった格言がありますが、苦労や挫折を通して人は成長します。
逆境でうつになって小さくまとまってしまうか、挫折を肥やしに変え成功するかは、本人次第です。
「成功者は、自分とは次元の違う人だ」と結論づけるのは早すぎます。同じ人間です。

参考になる良書が、野地秩嘉「一流たちの修行時代」光文社です。
ユニクロ創業者の柳井正氏やcoco壱番カレー創業者の宗次徳二氏など、各界で活躍する成功者の修行時代がまとめられています。
破産、極貧生活、大病、離婚、死別など、どれも壮絶な艱難辛苦(かんなんしんく)を味わっています。

挫折を他人に責任転嫁せず、自己責任として受け止める謙虚さ、成功するまで諦めない不屈の闘志、失敗を冷静に分析する理性、新たな挑戦を楽しむ心の余裕など、どれも心掛け次第で身につけられる姿勢ばかりです。

出来れば、若いうちから心掛け、習慣化し、自らの徳性にしていきたいものです。
 
 

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