薬物依存からの脱出 「覚せい剤中毒の地獄」

2010/10/23

“軽い気持ち”で始めたドラックが人生破滅への道です。
本邦では薬物依存の80%が覚せい剤によるものです。
元タレントの酒井某氏も覚せい剤で捕まりました。
また、力士やタレント押尾某氏をみれば分かるように大麻やMDMAのようなドラックも蔓延(まんえん)し始めています。
大学生も大麻を栽培して逮捕されており、一般市民の身近まで薬物依存の魔の手が忍び寄っています。

薬物依存を甘くみてはいけません!
詳しくは、近藤直樹「覚せい剤中毒の地獄」飛鳥新社をご一読ください。
本書では、「覚せい剤の味を知ってしまった人間は、一生その味を忘れられなくなり、覚せい剤を手に入れるためならば犯罪にまで手を染めるようになる」、「薬の効果がなくなると、その反動がきたように全く動けないほどになってしまう」など、専門医ならではの重い指摘が述べられています。

薬物依存は、一度入ったら抜けられないブラックホールのようなものです。
一方で、万が一薬物依存になった患者でも、「人は変われる」と主張していて、薬物依存の自助グループ(ダルクへの参加をすすめています。

当院のHSCカウンセリングでも、薬物依存にまでいたったストレスの整理を進めてまいります。
 

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