マゾヒスティック・パーソナリティ 「『S』と『M』の人間学」

2010/12/16

マゾヒスティック・パーソナリティ、いわゆる“M”の方は、ネガティブで、悲観的であり、「過去にはよいことはなかったし、これからだってよいことはない」と考えやすく、うつ病になる傾向があります。

一方、「『社会的勝利がすべて』の闘争的な自信家」、「上を目指して出世していく野心家」のサディスティック・パーソナリティ、いわゆる“S”の人がいます。
自分の性格分析する際にこの“S”と“M”の尺度は参考になります。

詳しくは、八幡洋「『S』と『M』の人間学」祥伝社をご一読ください。
本書では、“S”と“M”の歴史的背景とさまざまな亜系タイプを解説しています。
たとえば、リーダーシップを発揮する「ポジティブS」、力しか信じない人間不信の「ドS」、責任感が強い「ポジティブM」、不幸話だけをピックアップする「ドM」など、です。

特に、ドMは要注意です。
悲劇のヒロインになって、延々と不幸話してもなんの解決にもなりません。
つらくても現実を直視し、解決するために自分が何ができるのか考え始めたとき、幸福へのターニングポイントになります。
 

アーカイブ

PAGE TOP