ペットセラピー 『捨てられた僕と母猫と奇跡』

2024/11/06

当院では、ペットロスで来られる患者さんが少なくありません。ただ一方で、ペットセラピーで回復される方もいます。ペットの温もりが、私たちの生きる力につながるのです。

そこで今回ご紹介するのが、船ヶ山哲『捨てられた僕と母猫と奇跡』(プレジデント社)です。

本書は、適応障害(うつ病)になった著者が、野良猫と出会い、飼うことによって再生していく体験記です。

著者の分析によれば、うつ病になった原因は、①家族とのいざこざ、②会社で起きた過剰ストレスとその蓄積、③当時飼っていた猫との別れ(ペットロス)、の3つだったといいます。

「与える愛は幸福の卵」という名言があるように、猫を世話するうちに、著者もハッピーになり、生きるエネルギーが湧いてきたのでしょう!

 

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