思春期は、“子供から大人への過渡期”で、親から自立し自己責任で生きることを学びます。
“反抗期”と称されるように、この時期の親子関係は一筋縄にはいきません。
参考になるのが、大塚隆司「思春期の子が待っている親のひと言 心が見えてくる魔法のコミュニケーション」総合法令出版です。
これだけはしてはいけない5つのポイントとして
(1)理屈で説得する
(2)力を使う
(3)子供をコントロールする
(4)子供の気持ちを無視する
(5)子供をできない存在とする
をあげています。
「勉強のやる気を引き出すひと言」、「子供の困った行動を変えるひと言」、「反抗期の子供をしかるときのコツ」など、具体的なコミュニケーションについても学べます。
本書では、ほめると叱るは「5:1の法則」とすすめられていて、以前ご紹介したポジティブ心理学の原則「幸福比率=ポジティブ3:ネガティブ1 2010/6/30」と共通しています。
溝の口精神科・心療内科医が教える:うつ病予防のためのヒント