ストレスと糖尿病（肥満、メタボ）

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ストレスと糖尿病（肥満、メタボ）

ストレスと糖尿病（肥満、メタボ）

2010/07/24

飽食の現代社会では、肥満、メタボリック・シンドローム、糖尿病などの生活習慣病が問題となっています。
食事過多や運動不足が原因とされていますが、実は、最近の疫学研究で心理ストレスもこれらの病気を増悪させることが分かってきました。

ストレスが糖尿病を増悪させることを世界で初めて発表したのが、私の論文
Chida,Y., Hamer,M. (2008). An association of adverse psychosocial factors with diabetes mellitus: A meta-analytic review of longitudinal cohort studies. Diabetologia 51, 2168-2178.です。
世界的な糖尿病医学誌での発表だったため、「ストレスと糖尿病」に国際的注目が一気に高まりました。

ストレスでやけ食い（過食）するケースが少なくありませんが、糖尿病の治療には、生活習慣の改善だけなく、背景にあるストレスの整理が必要です。

なお、糖尿病にととまらず、アレルギー性疾患、がん、心臓病でも、心の問題が関わっています。

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