定年退職後にうつ病になる「定年うつ」の患者さんたちがいます。セカンドライフの人生設計がないと定年後に生きがいがなくなって憂うつになるのです。そこで、中壮年、老年期に成功した先人たちに学ぶのが早道です。
そこで、今回オススメなのが、佐藤光浩『遅咲きの成功者に学ぶ逆転の法則』(文響社)です。
本書では、52才でマクドナルドを創業したレイ・クロック、41才でブランドを立ち上げたクリスチャン・ディオール、52才で三井グループを立ち上げた三井高利、46才から電報を開発したサミュエル・モールス、65才でケンタッキー・フライド・チキンを創業したカーネル・サンダースなど、19人の成功者たちの伝記をコンパクトに学べます。
本書のまえがきでは、
・本書に登場する偉人たちが教えてくれる共通のメッセージは、「人生に遅すぎることはない」ということです。
とあります。現在、日本人の平均寿命は83才になっていますが、何才になっても新たなことにチャレンジできるヤングマインドを持っておきたいものです。